日国友の会

ふしぶし【節節】

読者カード 用例 2024年08月08日 公開

2020年12月17日 古書人さん投稿

用例:此事につみゆるすにやと。さよふけてことの絃のひきいれしふしぶしにもいひたりしやらむ。
『夜鶴庭訓抄』 平安末期年 藤原伊行
語釈:〔名〕(1)糸や竹などのあちこちのふし。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、『新撰六帖』(1244頃)の例が添えられていますが、さかのぼります。

著書・作品名:夜鶴庭訓抄

媒体形式:単行本

刊行年(月日):平安末期年

著者・作者:藤原伊行

掲載ページなど:201ページ上段後ろから1行目〔群書類従」(第十二輯)巻第347、1900〕

発行元:経済雑誌社