しちおん【七音】
読者カード 用例 2024年08月08日 公開
用例: | 此外に七音といふ事あり。始の五音に今二を加へたる也。 |
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『夜鶴庭訓抄』 平安末期年 藤原伊行 | |
語釈: | 〔名〕(2)「しちせい(七声)」に同じ。 |
コメント:解釈2の初事例です
編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。ちなみに、「七声」の語釈は「中国・日本の音楽理論の用語。宮(きゅう)・商(しょう)・角(かく)・徴(ち)・羽(う)の五声に変徴(へんち)・変宮(へんきゅう)または嬰商(えいしょう)・嬰羽(えいう)の二声を加えた七つの階名。七音(しちいん・しちおん)」となっています。
著書・作品名:夜鶴庭訓抄
媒体形式:単行本
刊行年(月日):平安末期年
著者・作者:藤原伊行
掲載ページなど:202ページ下段4行目〔「群書類従」(第十二輯)巻第347、1900〕
発行元:経済雑誌社