日国友の会

なくなく【泣泣】

読者カード 用例 2024年08月31日 公開

2020年12月19日 古書人さん投稿

用例:漸に思ひ返して泣々(ナクナク)野邊の送りから七日七日の弔ひまで萬事引受て取計らひ〔芳譚雑誌〕
『芳譚雑誌(69号)』 1879年6月16日 幹事 栗田松三郎
語釈:〔副〕(2)泣きたいほどのつらい気持で。泣かんばかりに。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、西邨貞『幼学読本』(1887)の例が添えられていますが、さらに、8年さかのぼります。

著書・作品名:芳譚雑誌(69号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1879年6月16日

著者・作者:幹事 栗田松三郎

掲載ページなど:2ページ上段本文後ろから4行目

発行元:愛善社