日国友の会

とりただす【取糺】

読者カード 用例 2024年09月01日 公開

2020年12月19日 古書人さん投稿

用例:近傍へ出張の教導方も猶實際を取糺(トリタダ)され例にまかせて賞状(しゃうじゃう)に五十錢を添へて惠まれたる由〔芳譚雑誌〕
『芳譚雑誌(69号)』 1879年6月16日 幹事 栗田松三郎
語釈:〔他サ四〕(「とり」は接頭語)きつくただす。厳しくただす。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、末広鉄腸『雪中梅』(1886)の例が早いのですが、さらに、7年さかのぼります。

著書・作品名:芳譚雑誌(69号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1879年6月16日

著者・作者:幹事 栗田松三郎

掲載ページなど:3ページ上段6行目

発行元:愛善社