みのけがよだつ【身の毛がよだつ】
読者カード 用例 2024年08月10日 公開
用例: | 源氏には。いだきおりふし。めでたきことのつまづまには。そぞろ寒くてなど申をかれたる心地もおびえ。身の毛よだつ心のすこし候べきなり。 |
---|---|
『夜鶴庭訓抄』 平安末期(1177年頃)年 藤原伊行 | |
語釈: | 寒さや恐ろしさのために、からだが緊張してこわばる。ぞっとする。戦慄(せんりつ)する。身の毛立つ。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、『平家物語』(13C前)の例が早いのですが、さかのぼります。
著書・作品名:夜鶴庭訓抄
媒体形式:単行本
刊行年(月日):平安末期(1177年頃)年
著者・作者:藤原伊行
掲載ページなど:231ページ後ろから7行目〔「群書類従」(第十二輯)巻第342、1894〕
発行元:経済雑誌社