ふがいなさ【不甲斐無】
読者カード 用例 2024年08月11日 公開
用例: | 何米突と微弱な風速をさへ觀測せねばならぬ飛行機の不甲斐(フガヒ)なさに想到してをると、 |
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『日本の山水』 1915年 河東乗五郎 | |
語釈: | 〔名〕(形容詞「ふがいない」の語幹に接尾語「さ」の付いたもの)ふがいないこと。また、その度合。 |
コメント:名詞形の事例です
編集部:第2版では、樋口一葉『うもれ木』(1892)と徳冨蘆花『黒い眼と茶色の目』(1914)との例が引かれていますが、いずれも「腑甲斐」を当てていますね。
著書・作品名:日本の山水
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1915年
著者・作者:河東乗五郎
掲載ページなど:223ページ後ろから6行目
発行元:紫鳳閣