日国友の会

むちしき【無知識】

読者カード 用例 2024年08月11日 公開

2020年12月21日 古書人さん投稿

用例:難易の程も知れぬ無智識(ムチシキ)無經驗の者の却て多少の智識あり經驗ある人よりも大膽なるの理にて、〔雑録・わが失敗〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 露伴
語釈:〔名〕(形動)知識がないこと。知らないこと。また、そのさま。無知。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、夏目漱石『こゝろ』(1914)の例が早いのですが、さらに、18年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:露伴

掲載ページなど:257ページ下段後ろから7行目

発行元:博文館