リザーブ
読者カード 語釈 2021年09月25日 公開
用例: | 目出度御歸朝の日迄リザーヴ致します。 〔大正十二年(1923)三月十五日〕 |
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『小宮豐隆宛寺田寅彦書簡』 1923年3月15日 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕(英 reserve)(行為を当分)《リザーヴ・レザーブ》見合わせること。差し控えること。留保すること。持ち越すこと。(cf.小学館 ランダムハウス英和大辞典 reserve 4) |
コメント:第二版の語釈には当てはまらないように思うので。語形は「リザーヴ」となっています。書簡末尾(十五日午后六時)。
編集部:第2版ではこの用法について触れていませんね。語釈は「予約。特に、ホテルの部屋、乗り物・劇場・レストランの席などを予約すること。」となっているので、別途ブランチを立てるべきかと。
著書・作品名:小宮豐隆宛寺田寅彦書簡
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1923年3月15日
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:577ページ本文7行目〔『寺田寅彦全集第十五巻』、一九五一年七月五日第一刷発行、一九八六年十月六日第二刷発行〕
発行元:岩波書店