日国友の会

たてや【建家(建屋)】

読者カード 用例 2024年09月01日 公開

2020年12月23日 古書人さん投稿

用例:是にてもまた幾千かの損失をして今日ハいとゞ貧しき身の上となり建屋(タテヤ)バかりの殘れるもそれらの入費に取らるゝやうの果敢ことになり行て片貝村(かたかひむら)にさゝやうなる明家のあるを借うけて移轉るべきことゝ定め〔續々新話・實盛墳湯島聞書〕
『芳譚雑誌(69号)』 1879年6月16日 金衣散人稿
語釈:〔名〕建ててある家。建物。たていえ。

コメント:解釈1の「たてや」の確例で遡ります

編集部:確例としてはいちばん早い例になりますね。

著書・作品名:芳譚雑誌(69号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1879年6月16日

著者・作者:金衣散人稿

掲載ページなど:11ページ上段1行目

発行元:愛善社