日国友の会

いちをみてじゅうをしる【一を見て十を知る】

読者カード 項目 2024年08月12日 公開

2020年12月25日 古書人さん投稿

用例:余や元來劇に疎し、而して賦性(ふせい)亦甚だ大膽ならず、是故に一(イチ)を見(ミ)て十を知(シ)り、一躍して劇通となるの天才を有せざるなり。〔雑録・暫〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 三宅靑軒
語釈:一部分を見て、全体がわかる。非常に賢くて理解がはやいことの形容。一を聞いて十を知る。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:三宅靑軒

掲載ページなど:263ページ下段後ろから9行目

発行元:博文館