日国友の会

めんネル【綿—】

読者カード 用例 2024年08月12日 公開

2020年12月27日 古書人さん投稿

用例:俄紳士の外套までは無く、襯衣も綿(メン)ネルなれば、わづかに暖をとり得るのみ、〔雑録・春の風〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 乙羽
語釈:〔名〕(ネルは「フランネル」の略)布の表面を起毛させて、フランネルに模して織った綿布。平織、綾織がある。綿フラン。綿フランネル。

コメント:僅かですが遡ります

編集部:第2版では、『大阪朝日新聞』明治34年(1901)〕12月4日付け記事の例が早いのですが、さらに、5年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:乙羽

掲載ページなど:266ページ上段後ろから5行目

発行元:講談社