かたるにおちる【語るに落ちる】
読者カード 用例 2024年08月14日 公開
用例: | 知らずしてわれ三條小橋に在りと答へるもの、これ所謂問ふに落ずして、語(カタ)るに落(オチ)たる、田舎漢者の自白者なり、〔雑録・春の風〕 |
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『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 乙羽 | |
語釈: | (「問うに落ちず語るに落ちる」の略)問いつめられると用心してなかなか白状しないことも、自分勝手にしゃべらせると、人は案外白状してしまうものである。話やその他の表現の内に、隠している本心がつい出てしまう。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、小林秀雄『西行』(1942)の例が添えられていますが、さらに、46年さかのぼります。
著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年1月5日
著者・作者:乙羽
掲載ページなど:267ページ上段12行目
発行元:博文館