日国友の会

しじょうふう【四条風】

読者カード 項目 2024年09月03日 公開

2020年12月28日 古書人さん投稿

用例:四條風(デイフウ)の寫生畫(しゃせいぐわ)も應擧の高弟(かうてい)等が世に在しころまでハ其價も貴とかりしが〔寄書・畫風の盛衰ハ天に在に非ず〕
『芳譚雑誌(69号)』 1879年6月16日 轉々堂主人
語釈:〔名〕「しじょうは(四条派)(1)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「四条派(1)」の語釈は「江戸後期に栄えた日本画の流派の一つ。創始者松村呉春(一七五二~一八一一)や門下の多くが京都の四条に住んでいたところから呼ばれる。円山応挙の写実と南画の技法とをとり入れ、円山派にかわって上方画壇の中心的存在をなした。四条流」となっています。

著書・作品名:芳譚雑誌(69号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1879年6月16日

著者・作者:轉々堂主人

掲載ページなど:12ページ下段後ろから4行目

発行元:愛善社