日国友の会

しったかぶり【知—振】

読者カード 用例 2024年08月15日 公開

2020年12月30日 古書人さん投稿

用例:柳川町とこうべるものは、しつたかぶりの樂屋鳶なるべし、
『式亭雑記(「續燕石十種」(第一)より)』 1810-11年 式亭三馬
語釈:〔名〕あることを実際は知らないのに、さも知っているような様子をすること。また、知っていることを得意がる様子。また、そのようなそぶりをする人。しったぶり。しったりぶり。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、内田魯庵『社会百面相』(1902)の例が早いのですが、さらに、91年さかのぼります。

著書・作品名:式亭雑記(「續燕石十種」(第一)より)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1810-11年

著者・作者:式亭三馬

掲載ページなど:63ページ上段9行目

発行元:廣谷國書刊行會