日国友の会

かまくらじだい【鎌倉時代】

読者カード 用例 2024年08月16日 公開

2020年12月31日 古書人さん投稿

用例:同じく東武士の稱を免れずして指斥を受くること鎌倉時代に異ならざるなり〔論説・風俗論二〕
『風俗畫報(第三号)』 1889年4月10日 野口勝一
語釈:源頼朝が鎌倉に政権を樹立した文治元年(一一八五)から北条高時の滅亡した元弘元年(一三三三)までの約一五〇年間の時代。ただし、その始期については、治承四年(一一八〇)の頼朝が鎌倉入りした時期、寿永二年(一一八三)の頼朝に東国行政権が公認された時期などの諸説がある。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、雑俳『柳多留‐六二』(1812)の例が添えられているので、さかのぼるわけではありませんが、散文の例があってもいいですね。

著書・作品名:風俗畫報(第三号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1889年4月10日

著者・作者:野口勝一

掲載ページなど:1ページ下段後ろから1行目

発行元:東陽堂