日国友の会

しばいじたて【芝居仕立】

読者カード 用例 2024年08月16日 公開

2021年01月03日 古書人さん投稿

用例:さもあれ純然たる臺帳の此くの如く悦ばれざりしにも拘らず、芝居仕立の小説類の、普く讀書界によろこばれしこと、〔文學・文學としての我が在來脚本〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 坪内逍遥
語釈:〔名〕芝居に見立ててつくること。芝居風にすること。

コメント:解釈2の初事例です

編集部:「したて」の例としてご紹介いただいていますが、ここは「しばいじたて(芝居仕立)」として見出しにすべきところでしょうね。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:坪内逍遥

掲載ページなど:354ページ下段4行目

発行元:博文館