日国友の会

どくしょかい【読書界】

読者カード 用例 2024年08月18日 公開

2021年01月04日 古書人さん投稿

用例:又かく草双紙一流が、長く讀書界を壟斷して、純粋臺帳の形したる根本の廣く讀まれざりしは、〔文學・文學としての我が在來脚本〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 坪内逍遥
語釈:〔名〕読書を愛好する人たちの世界。書物をよく読む人たちの世界。

コメント:僅かですが遡ります

編集部:第2版では、後藤宙外『政治小説を論ず』(1898)の例が早いのですが、さらに、2年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:坪内逍遥

掲載ページなど:356ページ上段7行目

発行元:博文館