日国友の会

いいくら【飯倉】

読者カード 項目 2024年09月04日 公開

2021年01月05日 古書人さん投稿

用例:〇麻布飯倉(あざぶイヒグラ)町壹丁目に春米渡世をする松崎福次郎ハ荘者にハめづらしき奇特の行状ある人にて〔芳譚雑誌〕
『芳譚雑誌(70号)』 1879年6月21日 幹事 栗田松三郎
語釈:東京都港区北部にある地区。現在の麻布台,東麻布の地域。地名の由来は,昔,伊勢神宮の御田の地で,神前に捧げる米の倉があったことによる。江戸時代に東海道筋から虎ノ門や赤坂方面へ出る道筋の町として発達。現在も都心から京浜国道に出る道筋として交通が激しい。 1894年に東京大学付属天文台が開設された。 1924年,東京天文台 (現国立天文台) は三鷹市に移転,その跡地に日本経緯度原点が設置されている。(「ブリタニカ国際大百科事典」(デジタル版)より)

コメント:遡ります

編集部:2018年12月20日付けで、下村宏『南紀人材論』(1914)の例をご紹介いただいていますが、さらに、35年さかのぼります。

著書・作品名:芳譚雑誌(70号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1879年6月21日

著者・作者:幹事 栗田松三郎

掲載ページなど:2ページ上段本文後ろから2行目

発行元:愛善社