日国友の会

ぼうそう【房総】

読者カード 用例 2024年08月23日 公開

2021年01月10日 古書人さん投稿

用例:眼下の八百八街に夢を獲る燈影夢より淡く、午熱(ごねつ)忽ち霞みこめたる房總(バウソウ)の彼方に去りて、〔雑報・芝愛宕山〕
『文藝倶楽部(第二巻第十編)』 1896年8月10日 編輯人 宮澤春文
語釈:〔二〕「ぼうそうはんとう(房総半島)」の略。

コメント:解釈2の初事例です

編集部:第2版では、このブランチに用例が入りませんでした。ちなみに、「房総半島」の語釈は「関東地方東南部の半島。房総丘陵を骨格とする突出部をいい、東・南岸は太平洋に、西岸は東京湾に面する。海岸地帯は風光にすぐれ、南房総国定公園に指定されている。房総」となっています。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第十編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年8月10日

著者・作者:編輯人 宮澤春文

掲載ページなど:228ページ下段7行目

発行元:博文館