日国友の会

がたばしゃ【—馬車】

読者カード 用例 2024年08月23日 公開

2021年01月10日 古書人さん投稿

用例:ガタ馬車の馬の柳蔭なんどに仆れたるを、道行く人の足をとゞめて咡き合ふ。〔雑報・暑さの數々〕
『文藝倶楽部(第二巻第十編)』 1896年8月10日 編輯人 宮澤春文
語釈:〔名〕がたがたと音をたてて動く粗末な乗合馬車。がたくり馬車。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、徳冨蘆花『自然と人生』(1900)の例が早いのですが、4年さかのぼります。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第十編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年8月10日

著者・作者:編輯人 宮澤春文

掲載ページなど:230ページ上段後ろから3行目

発行元:博文館