日国友の会

とざん【登山】

読者カード 用例 2024年09月04日 公開

2021年01月12日 古書人さん投稿

用例:駿河国にて有名なる富士郡(ふじごほり)上井出村の白絲(しらいと)の瀧(たき)を覧バやと吉原驛より東泉院、傳法、若宮抔といふ邨(むら)を過(すぎ)富岳(ふじ)登山(トザン)〔羇旅芳譚・白糸の瀑布〕
『芳譚雑誌(70号)』 1879年6月21日 篠田仙果
語釈:〔名〕(2)山に登ること。特に近代スポーツの一つとしての山のぼり。とうざん。《季・夏》

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:確例としては、第2版の初出例、『鉄道唱歌』(1900)の例よりも21年さかのぼることになります。

著書・作品名:芳譚雑誌(70号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1879年6月21日

著者・作者:篠田仙果

掲載ページなど:5ページ上段後ろから6行目

発行元:愛善社