はねのうみ【波根湖】
読者カード 項目 2024年08月24日 公開
用例: | 羽根湖(ハネノウミ)〔山陰道・石見〕 |
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『日本地名箋 下』 1874年 西野古海編輯 | |
語釈: | 島根県大田(おおだ)市久手(くて)町波根西(はねにし)にあった小湖。もともとは,晩壮年山地が海に迫る低地に海水が浸入し,離島を残して形成された入江で,山の際に「静海」を語源とする鈴見・涼見の地名が残る。のち砂丘によって海水の浸出口がふさがれて湖となり,湖水は柳瀬湾に注いでいた。しかし湖は排水が悪く,一面の泥海であった。古代,この地は波根郷と刺鹿(さつか)郷の中間にあたり,山陰道が湖南を通っていた。はねこ。〔cf.『新版角川日本地名大辞典』@JapanKnowledge"はねこ(波根湖)"〕 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、立項されませんでした。
著書・作品名:日本地名箋 下
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1874年
著者・作者:西野古海編輯
掲載ページなど:15丁オ4行目
発行元:東京書肆