日国友の会

きょうげんぼん【狂言本】

読者カード 用例 2024年08月24日 公開

2021年01月12日 古書人さん投稿

用例:自家板行の草子もしくは狂言本等にて、あしさまに江島屋を誹譏しければ、其磧は最早是迄なりと、〔文學・八文字やもの〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 水谷不倒
語釈:〔名〕(1)歌舞伎狂言の内容を草子風にまとめた絵入細字本。せりふの集録には努めているが、筋書風にまとめてあり、脚本そのものではない。十丁前後の半紙本で元祿(一六八八~一七〇四)から享保(一七一六~三六)にかけて歌舞伎上演の際出版された。役者の舞台姿を絵に入れてあるところから、絵入狂言本ともいう。

コメント:解釈1の初事例です

編集部:第2版では、このブランチに用例が入りませんでした。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:水谷不倒

掲載ページなど:364ページ下段3行目

発行元:博文館