きょうげんぼん【狂言本】
読者カード 用例 2024年08月24日 公開
用例: | 自家板行の草子もしくは狂言本等にて、あしさまに江島屋を誹譏しければ、其磧は最早是迄なりと、〔文學・八文字やもの〕 |
---|---|
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 水谷不倒 | |
語釈: | 〔名〕(1)歌舞伎狂言の内容を草子風にまとめた絵入細字本。せりふの集録には努めているが、筋書風にまとめてあり、脚本そのものではない。十丁前後の半紙本で元祿(一六八八~一七〇四)から享保(一七一六~三六)にかけて歌舞伎上演の際出版された。役者の舞台姿を絵に入れてあるところから、絵入狂言本ともいう。 |
コメント:解釈1の初事例です
編集部:第2版では、このブランチに用例が入りませんでした。
著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年1月20日
著者・作者:水谷不倒
掲載ページなど:364ページ下段3行目
発行元:博文館