日国友の会

いちげんろん【一元論】

読者カード 用例 2024年08月24日 公開

2021年01月12日 古書人さん投稿

用例:バイロンがレマン湖上の曲はやがてスピノザが一元論なりと稱せられ、〔文學・哲學的文學〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 編輯兼発行人 岸上 操
語釈:〔名〕(2)すべての事物は究極的な原理によって統一されており、すべてがそこから展開していくという世界観。スピノザの実体、シェリングの絶対者、ショーペンハウエルの意志などにおける哲学原理。←→二元論・多元論。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、服部嘉香・植原路郎『新らしい言葉の字引』(1918)の例が添えられていますが、さらに、22年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:編輯兼発行人 岸上 操

掲載ページなど:369ページ上段後ろから1行目

発行元:博文館