日国友の会

じんべい【甚平】

読者カード 用例 2024年09月04日 公開

2021年01月14日 古書人さん投稿

用例:子供がジンベイを一つ着て遊びに來ますからアナタは私の家へ來る時にはチャンと衣服を着て來なければいかぬ〔論説・教育の成否は家庭教育の良否による〕
『京阪神連合保育会雑誌(第31号)』 1913年7月25日 宮川経輝
語釈:〔名〕(1)「じんべえ(甚兵衛)(1)」に同じ。《季・夏》

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、高浜虚子『五百句』(1937)の例が早いのですが、さらに、24年さかのぼります。ちなみに、『甚兵衛(1)』の語釈は「袖無し羽織。甚兵衛羽織を着物仕立としたもの。丈はやっと膝がかくれるくらいで、前に付け紐がある。夏の室内着に使う。なお、現在はもっぱら夏の男子の家庭着をいい、半袖または筒袖のひとえ。じんべい。じんべ。じにべ。《季・夏》」となっています。

著書・作品名:京阪神連合保育会雑誌(第31号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1913年7月25日

著者・作者:宮川経輝

掲載ページなど:24ページ上段9行目

発行元:発行兼印刷人 龍文舎 田中辰之助