日国友の会

しんわ【神話】

読者カード 用例 2024年08月24日 公開

2021年01月14日 古書人さん投稿

用例:自然と神とを説くものは神話なり、〔文學・宗教小説〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 編輯兼発行人 岸上 操
語釈:〔名〕(1)原始人・古代人・未開社会人などによって、口伝や筆記体で伝えられた、多少とも神聖さを帯びた物語で、宇宙の起源、超自然の存在の系譜、民族の太古の歴史物語を含むもの。その起源は、自然現象を擬人的に解釈しようとしたことや、人類に共通な無意識・下意識の欲求を投影したことにある。たとえば、ギリシア神話や、日本の「古事記」にある神話のたぐい。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:2002年5月23日付けで、skidさんに、中沢澄男・山中鉦太郎・比企忠・島田豊『英和字典』(1897)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:編輯兼発行人 岸上 操

掲載ページなど:369ページ下段後ろから13行目

発行元:博文館