日国友の会

へいみんぶんがく【平民文学】

読者カード 用例 2024年09月05日 公開

2021年01月15日 古書人さん投稿

用例:其西洋文學を歡迎することに於て、其平民文學を奨勵することに於て、其進化論を奉ずることに於て、〔文學・新聞紙の文學に就きて〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 編輯兼発行人 岸上 操
語釈:〔名〕貴族、武家社会以外の一般の人々の趣味・嗜好(しこう)を反映する文学。特に、江戸時代の文学をいう場合が多く、中でも、謡曲・詩歌などに対して、浄瑠璃・俳諧・浮世草子・洒落本・読本・人情本・狂歌・川柳の類をいう。

コメント:厳密にイコールかどうかわかりませんが、取り敢えず

編集部:第2版では、「平民文学」は見出しにあり、標記の語釈になっており、北村透谷『日本文学史骨』(1893)の例が添えられています。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:編輯兼発行人 岸上 操

掲載ページなど:372ページ上段4行目

発行元:博文館