へいみんぶんがく【平民文学】
読者カード 用例 2024年09月05日 公開
用例: | 其西洋文學を歡迎することに於て、其平民文學を奨勵することに於て、其進化論を奉ずることに於て、〔文學・新聞紙の文學に就きて〕 |
---|---|
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 編輯兼発行人 岸上 操 | |
語釈: | 〔名〕貴族、武家社会以外の一般の人々の趣味・嗜好(しこう)を反映する文学。特に、江戸時代の文学をいう場合が多く、中でも、謡曲・詩歌などに対して、浄瑠璃・俳諧・浮世草子・洒落本・読本・人情本・狂歌・川柳の類をいう。 |
コメント:厳密にイコールかどうかわかりませんが、取り敢えず
編集部:第2版では、「平民文学」は見出しにあり、標記の語釈になっており、北村透谷『日本文学史骨』(1893)の例が添えられています。
著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年1月20日
著者・作者:編輯兼発行人 岸上 操
掲載ページなど:372ページ上段4行目
発行元:博文館