けいしきろん【形式論】
読者カード 用例 2024年09月05日 公開
用例: | 外山博士等の新躰詩歌集世に出でゝより詩の形式論の暄しくなりゆけることは前號にも一寸述べ置きしが、〔文學・新躰詩形論〕 |
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『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 編輯兼発行人 岸上 操 | |
語釈: | 〔名〕「けいしきしゅぎ(形式主義)」に同じ。 |
コメント:遡ります
編集部:2011年4月13日付けで、勝屋英造『新しい主義学説の字引』(1920)の例をご紹介いただいていますが、さらに、24年さかのぼります。ちなみに、「形式主義(1) 」の語釈に「(1)ものごとの形式を重んじてそれにこだわり、内容を軽視もしくは無視する立場。また、その考え。形式論」とあります。
著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年1月20日
著者・作者:編輯兼発行人 岸上 操
掲載ページなど:373ページ下段後ろから13行目
発行元:博文館