日国友の会

きびつのやしろ【吉備津社】

読者カード 項目 2024年09月08日 公開

2021年01月16日 古書人さん投稿

用例:吉備津(キビツノ)社(国中)〔備中〕
『日本地名箋 下』 1874年 西野古海編輯
語釈:「きびつじんじゃ(吉備津神社)」の別称。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「吉備津神社(1)」の語釈に「岡山市吉備津にある神社。旧官幣中社。祭神は大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)とその一族。古代、吉備地方を支配した吉備氏の氏神で開拓神として信仰された。本殿、拝殿は応永三二年(一四二五)足利義満の再建で国宝に指定され、吉備津造として知られる。また境内の御釜殿は上田秋成の「雨月物語」の釜鳴神事で有名。吉備津の御釜祓い(釜鳴の神事)が行なわれる。吉備国総鎮守。備中国一の宮。吉備津宮」とあります。

著書・作品名:日本地名箋 下

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1874年

著者・作者:西野古海編輯

掲載ページなど:27丁2行目

発行元:東京書肆