おちめ【落目】
読者カード 用例 2024年09月09日 公開
用例: | 手まさりにはおちめにはしかず。こはしと思番なりとも。すぐうたずして。見えし手をうちたる名殘はうせやらず。〔手受相打法〕 |
---|---|
『圍碁口傳』 1199年 玄尊 | |
語釈: | 〔名〕(1)境遇や勢いなどが衰えかかること。また、その状態になること。下り坂。逆境。非運。 |
コメント:解釈1の事例で遡ります
編集部:第2版では、『申楽談儀』(1430)の例が早いのですが、231年さかのぼります。
著書・作品名:圍碁口傳
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1199年
著者・作者:玄尊
掲載ページなど:605ページ上段後ろから6行目〔「群書類従」(第十二輯)巻第360、1900〕
発行元:経済雑誌社