日国友の会

おちめ【落目】

読者カード 用例 2024年09月09日 公開

2021年01月18日 古書人さん投稿

用例:手まさりにはおちめにはしかず。こはしと思番なりとも。すぐうたずして。見えし手をうちたる名殘はうせやらず。〔手受相打法〕
『圍碁口傳』 1199年 玄尊
語釈:〔名〕(1)境遇や勢いなどが衰えかかること。また、その状態になること。下り坂。逆境。非運。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、『申楽談儀』(1430)の例が早いのですが、231年さかのぼります。

著書・作品名:圍碁口傳

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1199年

著者・作者:玄尊

掲載ページなど:605ページ上段後ろから6行目〔「群書類従」(第十二輯)巻第360、1900〕

発行元:経済雑誌社