日国友の会

いしだて【石立】

読者カード 用例 2024年09月09日 公開

2021年01月18日 古書人さん投稿

用例:但石立の時まじりたるといふをばとるべし。〔公安説云〕
『圍碁口傳』 1199年 玄尊
語釈:〔名〕(2)「いしくばり(石配)(2)」に同じ。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、仮名草子『悔草』(1647)の例が添えられていますが、448年さかのぼります。ちなみに、「石配り(2)」の語釈は「囲碁で、打ち始めに各要所に石を置いて、大体の陣形を整えること。最初の布石。石だて」となっています。

著書・作品名:圍碁口傳

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1199年

著者・作者:玄尊

掲載ページなど:606ページ下段6行目〔「群書類従」(第十二輯)巻第360、1900〕

発行元:経済雑誌社