日国友の会

め【目】

読者カード 用例 2024年09月09日 公開

2021年01月18日 古書人さん投稿

用例:同説云。天性のよきと云は。目のある石をも。心をはなたず。ひと番の石をも打とおもふなりと云々。〔公安説云〕
『圍碁口傳』 1199年 玄尊
語釈:【一】〔名〕〔五〕連続する、物と物との隙間(すきま)。間の区切り。区切りをつける線条。また、そのように刻まれたもの。(1)交差する何本もの線条の間にできる隙間。(ニ)囲碁で、連結が完全な石で囲んである一つ、または連結した二つの空点。また、交互の着手によって最終的にそうなる形。個別に二つ以上の目がある一連の石は、イキといって絶対に取ることができない。

コメント:解釈5の1のニの事例で遡ります

編集部:第2版では、『古今著聞集』(1254)の例が添えられていますが、55年さかのぼります。

著書・作品名:圍碁口傳

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1199年

著者・作者:玄尊

掲載ページなど:606ページ下段8行目〔「群書類従」(第十二輯)巻第360、1900〕

発行元:経済雑誌社