なかで【中手】
読者カード 用例 2024年09月12日 公開
用例: | 中手をばいそぎ打べからず。能能見さだめて打べし〔石立事〕 |
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『圍碁式』 1199年 玄尊 | |
語釈: | 〔名〕囲碁で、三目以上七目までの連続した空点を持ちながら、その中心点に打たれて死んでしまう形。また、その中心点に打つ着手。空点の数によって三目なかで、四目なかでなどと呼ぶ。なかて。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、『文明本節用集』(室町中)の例が早いのですが、さかのぼります。
著書・作品名:圍碁式
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1199年
著者・作者:玄尊
掲載ページなど:609ページ上段後ろから3行目〔「群書類従」(第十二輯)巻第360、1900〕
発行元:経済雑誌社