うちそんずる【打損】
読者カード 用例 2024年09月12日 公開
用例: | 晴時臆病して。上手なれども打損ずるもの也。極て遺恨の事なり。〔雑雑〕 |
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『圍碁式』 1199年 玄尊 | |
語釈: | 〔他サ変〕[文]うちそん・ず〔他サ変〕(3)(「損ずる」は失敗するの意)うつことをしくじる。うちもらす。うちそんじる。 |
コメント:解釈3の事例で遡ります
編集部:第2版では、浄瑠璃『宇治の姫切』(1658)の例が早いのですが、459年さかのぼります。
著書・作品名:圍碁式
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1199年
著者・作者:玄尊
掲載ページなど:611ページ下段4行目〔群書類従」(第十二輯)巻第360、1900〕
発行元:経済雑誌社