日国友の会

しょうりょうながし【精霊流】

読者カード 用例 2024年09月13日 公開

2021年01月20日 古書人さん投稿

用例:凡長崎市中及び近郷の士民は三月の紙鳶會七月の精霊流(シャウレウナガシ)九月の神事の三を以て年中の最も重もなる行事として之が為めに豫め錢を蓄へ〔人事門・長崎の紙鳶會〕
『風俗畫報(第三号)』 1889年4月10日 半顔居士
語釈: 〔名〕盆の終わりの精霊送りの日に、供物などをわらや木でつくった舟にのせ、海や川に流す行事。火をともした灯籠を流すところもある。しょうろ流し。《季・秋》

コメント:遡ります

編集部:第2版では、堀田善衛『河』(1959)の例が添えられていますが、さらに、70年さかのぼります。

著書・作品名:風俗畫報(第三号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1889年4月10日

著者・作者:半顔居士

掲載ページなど:15ページ下段後ろから3行目

発行元:東陽堂