日国友の会

いわくにがわ【岩国川】

読者カード 用例 2024年09月13日 公開

2021年01月21日 古書人さん投稿

用例:岩国(イハクニ)川(安藝及ヒ石見界ヨリ發シ小セ川ニ合シ海ニ入)〔周防〕
『日本地名箋 下』 1874年 西野古海編輯
語釈:「にしきがわ(錦川)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:2010年6月17日付けで、岡村増太郎(編)『新撰地誌 二』(1887)の例をご紹介いただいていますが、さらに、13年さかのぼります。ちなみに、「錦川」の語釈は「山口県東部を流れる川。島根県境の莇ケ岳(あざみがだけ)に源を発し、岩国市で瀬戸内海に注ぐ。県下第一の長流で、発電にも利用される。下流に錦帯橋がかかる。全長一一〇キロメートル。岩国川」となっています。

著書・作品名:日本地名箋 下

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1874年

著者・作者:西野古海編輯

掲載ページなど:35丁ウ後ろから6行目

発行元:東京書肆