日国友の会

しょうどしま【小豆島】

読者カード 用例 2024年09月16日 公開

2021年01月22日 古書人さん投稿

用例:小豆(セウド)(〈注〉アヅキ)島(土佐村港 豊島 四島 桂島 沖ノ島 小豊島 四島大中小 小島 弁天島 智振島 福部島 大小アリ 以上小豆島ノ属島)〔讃岐〕
『日本地名箋 下』 1874年 西野古海編輯
語釈:瀬戸内海東部、香川県北東部の島。古くは備前国(岡山県)に属した。古来、瀬戸内海交通の要所。天正年間(一五七三~九二)豊臣氏の所領となり、特産の花崗岩(かこうがん)が大坂城の築城に用いられた。江戸時代は幕府の直轄地。近年まで日本屈指の醤油の産地として知られた。明治四一年(一九〇八)移植されたオリーブは島のシンボルであり、また、香川県の県花、県木となっている。

コメント:遡ります

編集部:2010年6月20日付けで、岡村増太郎(編)『新撰地誌 二』(1887)の例をご紹介いただいていますが、さらに、13年さかのぼります。

著書・作品名:日本地名箋 下

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1874年

著者・作者:西野古海編輯

掲載ページなど:50丁オ5行目

発行元:東京書肆