日国友の会

こうち【高知】

読者カード 用例 2024年09月16日 公開

2021年01月23日 古書人さん投稿

用例:高知(カウチ)(縣廳)〔土佐〕
『日本地名箋 下』 1874年 西野古海編輯
語釈:(河川の間にあったところから、高知城をもと「こうちやま(河中山・河内山)」と称したが、水害の多いのを忌んで、「高智・高知」の字に改めたのによるといわれる)(一)高知県中東部の地名。土佐湾奥の浦戸湾に面し、鏡川が貫流。安土桃山時代に、長宗我部氏が高知城を築城し、江戸時代には山内氏二〇万石の城下町として発展。JR土讚(どさん)本線が通じる。桂浜、五台山の景勝地がある。明治二二年(一八八九)市制。県庁所在地。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:2010年6月23日付けで、岡村増太郎(編)『新撰地誌 二』(1887)の例をご紹介いただいていますが、さらに、13年さかのぼります。

著書・作品名:日本地名箋 下

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1874年

著者・作者:西野古海編輯

掲載ページなど:56丁ウ3行目

発行元:東京書肆