日国友の会

ようばいひ【楊梅皮】

読者カード 用例 2024年09月17日 公開

2021年01月23日 古書人さん投稿

用例:楊梅皮(ヤウバイヒ)〔土佐〕
『日本地名箋 下』 1874年 西野古海編輯
語釈:〔名〕山桃の樹皮をはがして乾燥したもの。漢方で、下痢、打撲症の治療に用いる。また民間では、皮膚病、利尿に用いるほか、煎汁やエキスを染料とする。ももかわ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、『大和本草』(1709)と『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が添えられていますが、確例は初めてですね。

著書・作品名:日本地名箋 下

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1874年

著者・作者:西野古海編輯

掲載ページなど:58丁ウ4行目

発行元:東京書肆