ひきさがる【引下】
読者カード 用例 2024年09月28日 公開
用例: | 島はかまへて廣くをかまほしけれど。池によるべきことなれば。ひきさがりたる島などをゝきて。假板敷をしきつゞくべきなり。 |
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『作庭記』 1040頃か年 橘 俊綱 | |
語釈: | 〔自ラ五(四)〕(1)その場を去って離れる。また、後へ引いてさがる。後退する。引き退く。さがる。くだる。しさる。 |
コメント:解釈1の事例で遡ります
編集部:第2版では、『とりかへばや物語』(12C後)の例が早いのですが、さかのぼりますね。
著書・作品名:作庭記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1040頃か年
著者・作者:橘 俊綱
掲載ページなど:699ページ上段9行目〔「群書類従」(第十二輯)巻第362、1900〕
発行元:経済雑誌社