日国友の会

こうとうじょがっこう【高等女学校】

読者カード 用例 2024年09月28日 公開

2021年01月30日 古書人さん投稿

用例:尋常中學校(じんじょうちうがくかう)に對比すべき者にして從來其設置を見ること少かりし高等女學校(コウタウジョガクコウ)も、〔家庭・近頃の女學〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 編輯兼発行人 岸上 操
語釈:旧学制下の女子の中等教育機関。高等普通教育を行なうことを目的とし、明治三二年(一八九九)以降一二歳以上の高等小学校第二学年卒業、または同等以上の学力を有する者を入学資格者とした。修業年限は四年で一か年の伸縮を認めた。大正九年(一九二〇)には国民道徳の養成と婦徳の涵養との目的規定がなされた。また、修業年限二年または三年の高等科、専攻科、補習科が設置できることになった。高女。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『高等女学校令(明治三二年)』(1899)の例が早いのですが、さらに、3年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:編輯兼発行人 岸上 操

掲載ページなど:416ページ上段後ろから9行目

発行元:博文館