たたきあげる【叩上】
読者カード 用例 2024年09月29日 公開
用例: | 號が落雁なれバ叩(タタ)き上(ア)げて今でハ名代といふと西新井の輕焼まづいやうにも聞ゆれど〔小説・あま蛙〕 |
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『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 緑雨 | |
語釈: | 〔他ガ下一〕[文]たたきあ・ぐ〔他ガ下二〕(4)修業を積み苦労を重ねて人格・技量などを立派に完成する。鍛えあげる。また、そういう努力を重ねて上の地位につく。 |
コメント:解釈4の事例で遡ります
編集部:第2版では、内田魯庵『老車夫』(1898)の例が早いのですが、さらに、2年さかのぼります。
著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年1月20日
著者・作者:緑雨
掲載ページなど:417ページ下段8行目
発行元:博文館