日国友の会

りょうじゃ【龍蛇】

読者カード 用例 2024年09月29日 公開

2021年01月31日 古書人さん投稿

用例:大河のやうは。其姿龍蛇のゆける道のごとく成べし。
『作庭記』 1040頃か年 橘 俊綱
語釈:〔名〕「りゅうじゃ(龍蛇)」に同じ。

コメント:「りゅうじゃ」「りゅうだ」「りょうだ」どの読みか確定できないので、「りょうじゃ」で投稿しました

編集部:確例の欲しいところですが、第2版では、とりあえず「りょうじゃ」以外の読みは確例だけ添えてあり、読みのない例については「りょうじゃ」に集めているので、それにならっておきましょう。第2版では、『正法眼蔵』(1231-53)の例が早いのですが、さかのぼります。ちなみに、「りゅうじゃ」の語釈は「龍と蛇。また、そのようにうねり曲がるもののたとえ。りょうじゃ。りゅうだ。りょうだ」となっています。

著書・作品名:作庭記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1040頃か年

著者・作者:橘 俊綱

掲載ページなど:701ページ下段1行目(「群書類従」(第十二輯)巻第362、1900)

発行元:経済雑誌社