ひきちがえる【引違】
読者カード 用例 2024年10月01日 公開
用例: | 野島は。ひきちがへひきちがへ。野筋をやりて。所々におをはかり。さし出たる石を立て。 |
---|---|
『作庭記』 1040頃か年 橘 俊綱 | |
語釈: | 【一】〔他ア下一(ハ下一)〕[文]ひきちが・ふ〔他ハ下二〕(「ひき」は接頭語。室町時代頃からヤ行にも活用した)(2)交差させる。うちちがいにする。 |
コメント:解釈2の事例で遡ります
編集部:第2版では、『平家物語』(13C前)の例が早いのですが、さかのぼります。
著書・作品名:作庭記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1040頃か年
著者・作者:橘 俊綱
掲載ページなど:703ページ上段後ろから7行目(「群書類従」(第十二輯)巻第362、1900)
発行元:経済雑誌社