日国友の会

かいもんだけ【開聞岳】

読者カード 用例 2024年10月02日 公開

2021年02月02日 古書人さん投稿

用例:開聞岳(カイモンダケ)(海門トモ社国小サツマフジトモ)〔薩摩〕
『日本地名箋 下』 1874年 西野古海編輯
語釈:鹿児島県薩摩半島南東端の円錐状成層火山。鹿児島湾の門戸の意の「海門」の音写。貞観一六年(八七四)、仁和元年(八八五)に大噴火の記録がある。霧島屋久国立公園の一部。標高九二二メートル。薩摩富士。御鼻。枚聞(ひらきき)山。

コメント:遡ります

編集部:2010年7月1日付けで、岡村増太郎(編)『新撰地誌 二』(1887)の例をごしょうかいいただいていますが、さらに、13年さかのぼります。

著書・作品名:日本地名箋 下

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1874年

著者・作者:西野古海編輯

掲載ページなど:86丁オ5行目

発行元:東京書肆