日国友の会

いおうじま【硫黄島】

読者カード 用例 2024年10月02日 公開

2021年02月02日 古書人さん投稿

用例:硫黄(イワウ)島〔薩摩〕
『日本地名箋 下』 1874年 西野古海編輯
語釈:(二)鹿児島県大隅諸島の北西方にある火山島。面積一一・七八平方キロメートル。硫黄岳(七〇四メートル)がある。平安時代に俊寛が流された場所といわれる。硫黄が島。鬼界ケ島。喜界ケ島。薩南硫黄島。吐喇(とから)硫黄島。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:2010年9月20日付けで、加藤秀一・太田保一郎『尋常師範学科講義録 普通地理学講義』(1895)の例をご紹介いただいていますが、さらに、21年さかのぼります。

著書・作品名:日本地名箋 下

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1874年

著者・作者:西野古海編輯

掲載ページなど:86丁ウ5行目

発行元:東京書肆