日国友の会

こうやさん【高野山】

読者カード 用例 2024年10月03日 公開

2021年02月03日 古書人さん投稿

用例:弘法大師 高野山にいりて勝地をもとめたまふ時。一人の翁あへり。〔遣水の事〕
『作庭記』 1040頃か年 橘 俊綱
語釈:(二)和歌山県北東部の山地。陣ケ峰(一一〇六メートル)、楊柳山(一〇〇九メートル)などに囲まれ、紀ノ川・有田川の分水嶺をなす標高八百の山頂平坦面。弘仁七年(八一六)弘法大師が開山し、真言宗の霊場となり、金剛峯寺など一群の寺院がある。野山。南山。南岳。八葉峰。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:2008年10月30日付けで、『慶長見聞集』(1614)の例をご紹介いただいていますが、さらに、574年ほどさかのぼることになります。

著書・作品名:作庭記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1040頃か年

著者・作者:橘 俊綱

掲載ページなど:708ページ上段後ろから7行目(「群書類従」(第十二輯)巻第362、1900)

発行元:経済雑誌社