日国友の会

すえざま【末方・末様】

読者カード 用例 2024年10月05日 公開

2021年02月04日 古書人さん投稿

用例:其水のつよくあたりなむと覚る所に。廻石をたつる也。すゑざま皆是になずらふべし。〔遣水の事〕
『作庭記』 1040頃か年 橘 俊綱
語釈:〔名〕末の方。終わりのころ。また、物の端の方。端のあたり。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『今鏡』(1170)の例が早いのですが、さらに、130年ほどさかのぼります。

著書・作品名:作庭記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1040頃か年

著者・作者:橘 俊綱

掲載ページなど:709ページ下段後ろから8行目(「群書類従」(第十二輯)巻第362、1900)

発行元:経済雑誌社