さしのく【差退】
読者カード 用例 2024年10月05日 公開
用例: | 近くてみることはかたし。さしのきてみんにあしからざるべきやうに立べき也。〔遣水の事〕 |
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『作庭記』 1040頃か年 橘 俊綱 | |
語釈: | 【一】〔自カ四〕(「さし」は接頭語)(1)しりぞく。遠ざかる。離れる。去る。立ちのく。 |
コメント:解釈1の1の事例で遡ります
編集部:第2版では、『夜の寝覚』(1045-48頃)の例が早いのですが、さかのぼります。
著書・作品名:作庭記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1040頃か年
著者・作者:橘 俊綱
掲載ページなど:709ページ下段後ろから2行目(「群書類従」(第十二輯)巻第362、1900)
発行元:経済雑誌社(明治33年版)