日国友の会

むくいぬ【尨犬】

読者カード 用例 2024年10月05日 公開

2021年02月04日 古書人さん投稿

用例:山の麓ならびに野筋の石は。むく犬のふせるがごとし。〔立石口伝〕
『作庭記』 1040頃か年 橘 俊綱
語釈:〔名〕毛が長くふさふさした犬。毛むくじゃらの犬。むくげいぬ。むく。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『名語記』(1275)の例が早いのですが、さらに、235年ほどさかのぼります。

著書・作品名:作庭記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1040頃か年

著者・作者:橘 俊綱

掲載ページなど:711ページ下段後ろから6行目(「群書類従」(第十二輯)巻第362、1900)

発行元:経済雑誌社